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怪談
赤異本・黒異本・白異本【原作】をまとめて紹介する
外薗昌也(ほかぞの・まさや)先生の実話系怪談・異本シリーズ3作を読んだ。 赤異本 2012年9月刊行、竹書房文庫 黒異本 2013年7月刊行、廣済堂文庫 白異本 2014年8月刊行、廣済堂文庫 それぞれ活字の本とコミックが出版されており、複数バージョンが存... -
サスペンス
平山夢明:最恐のこわい話『峠で壊れて』
平山夢明の怪談と出会ったのは10年ほど前。蝶をあしらった表紙の『「超」怖い話』シリーズ(竹書房文庫)が最初だった。当時よく売れたらしく、コンビニの新刊コーナーに並んでいた。 そこから新刊が出るたび貪り読み、『東京伝説』を買い揃え、『怖い本』... -
映画
映画『アルカディア』は後半の謎解きが楽しい、トリッキーなホラー【ネタバレ・考察】
えむさんが購読中の『ホラー通信』で見つけた映画『アルカディア』 予告編を見て食指をそそられたが、上映日があまりに少なすぎた。 新宿シネマカリテが開催する映画祭『カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2018』の上映作品の一つで、どうや... -
怪談
【怪談】姫だるま
高校二年生の夏休み。一人で特急に乗ってばあちゃんの家に遊びに行った。 ばあちゃんは一人暮らし。山あいで農業をやって細々と暮らしている。早起きで働き者のばあちゃんに対して、土などいじったこともない私は家事を手伝う他は何もしない。 昼は部屋に... -
サスペンス
ピンポーン、真夜中にインターフォンが鳴った【鳥肌】
深夜0時過ぎ。インターフォンが鳴った。 見ると《オートロック》ではなく《玄関》の表示が点灯していた。 ーーこんな夜更けに訪ねてくるような知り合いはいない。しかも、玄関先に直にやって来るなんて。 鍵が締まっていることを確認して、のぞき穴の蓋を... -
アート
『幽霊画廊Ⅳ』で古今の「幽霊画」を鑑賞する
2018年8月21日~9月2日までヴァニラ画廊で開催中の企画展『幽霊画廊Ⅳ』を訪れた。 ヴァニラ画廊特別企画展「幽霊画廊Ⅳ~百物語」 ヴァニラ画廊は銀座八丁目に所在し、ビルの地下にギャラリー2部屋とショップを構える。 今回の特別企画展では階段を降りて右... -
アート
『芳年 激動の時代を生きた鬼才浮世絵師』展を訪れる
2018年8月初旬。東京・練馬区立美術館で開催中の『芳年』展を見てきた。 月岡芳年(つきおか・よしとし)は江戸末期から明治にかけて活躍した絵師で、「最後の浮世絵師」と呼ばれている。明治維新のきな臭い世相を反映し「血みどろ絵」「無惨絵」の名手と... -
怪談
【怪談】沖縄の視える男の話
休み時間に同僚から聞いた話。 沖縄にM公園っていう心霊スポットがあって、バカな奴が車で6〜7人で遊びに行ったんですよ。そうしたらその日から一緒に行った奴らが、全員事故起こしたりケガをして。 「そんなの知らない、自分は大丈夫だ」ってバカにして一... -
怪談
『事故物件怪談 恐い間取り』を読む
同居人が「外薗昌也先生がこれを読めって!」と言うのでスマホをのぞいたら、この本がシェアされていた。「何これ、おもしろそう!」Amazonで購入しようとしたら、売り切れ入荷待ち。(当時) ますますそそられ、本屋をあちこちまわってやっと手に入れた。... -
マンガ
本当に怖い、山岸凉子の名作短編漫画
『舞姫ーテレプシコーラ』と出会ってから、私は漫画家・山岸凉子先生を愛し追い続けている。山岸先生と言えば、史実を基にしつつ大胆な解釈により、これまでにない聖徳太子を描いた『日出処の天子』が代表作として知られる。また、人物の心理を繊細に描き...