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マンガ
灼熱の高層ビルに閉じ込められた受験生の恐怖を描く、関よしみ『マッド・サマースクール』
関よしみの『マッド・サマースクール(1996年)』がリメイクされた。 作者は合田蛍冬、ぶんか社から完結編の4巻が発売されたばかりだ。(2019年11月26日発売) 私は原作『マッド・サマースクール』をリアルタイムで読んだ世代だ。夏休みの家族旅行に出かけ... -
映画
映画『ジョナサン ふたつの顔の男』ネタバレ・感想
新宿シネマカリテで『ジョナサン ふたつの顔の男』を鑑賞した。 シネマカリテは新宿駅東口を出て、南側すぐの好立地にあるミニシアターだ。 私が行ったときは『ジョナサン』のプロモーションのため、地下へ向かう階段の壁やエレベーターの扉がデコレーシ... -
アート
東京・ちひろ美術館開催『ショーン・タンの世界展』感想・レポート
2019年5月11日から7月28日まで開催の『ショーン・タンの世界展』を訪れた。 会場は西武新宿線・上井草駅より徒歩10分の「ちひろ美術館・東京」。新宿駅から30〜40分というアクセスこそ少し不便だが、わざわざここまで足を運ぶかいがあると言える、すばらし... -
アート
鳥居椿・目黒ミロ二人展『クロゥストロフォビア』展の感想・レポート
2019年5月2日から5月7日まで開催の鳥居椿×目黒ミロ二人展『クロゥストロフォビア』展を訪れた。(クロゥストロフォビアとは精神医学用語で「閉所恐怖症」をさすらしい。) 会場は渋谷区初台にある「画廊・珈琲Zaroff(ザロフ)」。 この展覧会では鳥居椿先... -
アート
【原画展】『伊藤潤二&オマージュ展』の感想・レポート
2019年4月18日から5月14日まで開催予定の『伊藤潤二&オマージュ展』を訪れた。 会場は渋谷区神宮前にある「ボリス雑貨店」。画家・ヒグチユウコ先生のオンリーショップだ。 この展覧会では伊藤潤二先生の原画を始め、石黒亜矢子先生、今井昌代先生、ヒ... -
マンガ
山岸凉子が実在のサイコキラーをモデルに描いたサスペンス『悪夢』
山岸凉子作品には、実在の人物をモデルにして描かれたサスペンス・スリラーがいくつかある。このうち、殺人事件に関わるものが『負の暗示』『雨女』『悪夢』だ。どれも創作をまじえ、フィクションとして描かれている。 https://kikaibunko.com/negative-im... -
マンガ
山岸凉子の実話怪談ばかりを集めてみた
今のように実話怪談が流行る前、実話で怖い話と言えば、山岸凉子の『ゆうれい談』の名をよく聞いた。 『ゆうれい談』は、1973年に『りぼん』付録のために描かれた作品だ。当時、全国の少女や兄弟たちが「あのシーン」を目に焼き付けたのだろう。一度目にし... -
マンガ
川口まどかの短編『夕焼けを幽霊は見ている』【ネタバレ・感想】
10歳の頃、川口まどか先生の『死と彼女とぼく』と出会い、いっぺんに引き込まれた。以来、私はこのシリーズを20年以上追い続けている。 特に第1シリーズは幼い日に幾度となく読み込んでおり、思い出深い。連作で1話完結方式の『死と彼女とぼく』がどれもし... -
アート
【原画展】伊藤潤二画集出版記念展「異形世界」の感想
銀座スパンアートギャラリーにて、伊藤潤二先生の原画展が開かれた。 2019年3月に出版された潤二先生初の画集『異形世界』に収録された作品を展示するもので、2019年3月23日から4月9日まで開催されている。 私は後期の展示を初日に観覧したので感想を紹介... -
マンガ
山岸凉子が「津山三十人殺し」をモデルに描いたサスペンス『負の暗示』
津山事件(通称「津山三十人殺し」)とは、1938年に現在の岡山県津山市加茂町の集落で起きた殺人事件である。 単独犯による事件で、即死者28名、重症者3名(うち2名死亡)、負傷者2名。わが国の犯罪史上空前の大量殺人事件と言える。 1971年に出版された横...