アート
『デビュー50周年記念・諸星大二郎展 異界への扉』感想・レポート
2021年9月。三鷹市美術ギャラリーにて開催された『諸星大二郎展 異界への扉』を観に行ってきた。 過去に銀座スパンアートギャラリー、渋谷タワーレコードで開催された小規模の展覧会は鑑賞済みだが今回のように大々的な展示を観るのは初めてだ。 諸星先生... 映画
イザベル・ユペール主演『グレタ』の怪演を見よ!
数年前、なにげなく観たフランス映画『エル』には驚かされた。 「エル」の意味はフランス語で「彼女」。イザベル・ユペール演じる会社経営者が、覆面の男によって自宅に侵入されレイプされたことから始まる怪事件を描いたサスペンスだ。 フランス映画らし... 映画
映画『事故物件 恐い間取り』レビュー・原作との違い
松原タニシ・著の『恐い間取り』が亀梨和也主演で映画化されると知って、楽しみにしていた。意外なキャスティングだが、想像以上にはまっている……。 2020年8月28日公開初日に早速鑑賞した。この記事ではネタバレありで、感想を紹介する。 [toc] ストーリー... マンガ
山岸凉子が「臨死体験」を描いた漫画を一挙紹介
山岸凉子のホラー短編には「臨死体験」や、亡者が浄化されずに現世をさまよう話が多く存在する。 この記事では「臨死体験」を描いた作品をピックアップし、紹介する。紹介すること自体が盛大なネタバレとなってしまうため、ネタバレが嫌いな人はご注意いた... 映画
死はゆっくりと迫ってくる……『イット・フォローズ』考察・解説
『イット・フォローズ』がAmazonプライム入りしたのをきっかけに2度目の鑑賞をした。アイデアはシンプルだが、味わい深い作品だ。 この記事では追ってくる「それ」の正体や、結末の意味、赤いパーカーの少年の謎について解説・考察する。 [toc] ストーリー... マンガ
山岸凉子が描いた6人のサイコパス【解説・考察】
山岸凉子と言えば『アラベスク』『日出処の天子』『舞姫ーテレプシコーラー』など……数々の長編漫画で人気を博したと同時に、ホラー・サスペンス短編の名手としても知られる。 この記事では、数多く生み出された名作サスペンス作品の中からサイコパスを描い... 映画
映画『透明人間』は、エリザベス・モスの二面性が楽しめるSFスリラー
待ちに待った『透明人間』が上映開始した。 緊急事態宣言で都内の映画館は休業、新作映画の公開は延期され、随分やきもきしたがやっと観られた。主演は『アス』での短い出演が印象的だったエリザベス・モス。今回もいい演技だった。 この記事ではネタバレ... 映画
殺人のループにはまり込む映画『残酷で異常』は2度観る価値がある
気になっていた映画『残酷で異常』がAmazonプライムビデオ入りしたのをきっかけに視聴した。2014年制作のカナダ映画で、上映時間は95分。(原題:Cruel & Unusual) 妻を殺した男が、永遠に殺しの場面を繰り返すタイムループに入ってしまう。男は残酷... 怪談
雨宮淳司の医療系怪談シリーズ『怪医』『怪癒』『怪痾(かいあ)』
Twitterでおもしろそうな本を見つけた。 https://twitter.com/SF70687131/status/1264027306269392896?s=20 ツイ主によれば、雨宮淳司・著『恐怖箱 怪医』の中の一編らしい。 早速Kindle版をダウンロードして読んだ。 雨宮淳司は1960年北九州生まれ。医療... マンガ
高港基資『恐之本』全10巻を一挙紹介
パートナーのえむさんが何気なく買ってきた『読者投稿心霊体験』を読んだら、高港基資シリーズを全巻集めることにした。少年画報社から全部で10巻が出ており、紙の本は新品では手に入りにくいが、電子版なら気軽に入手して読むことができる。 この記事では...



























